【セミナー実施報告】348人が参加!「マネックス 全国投資セミナー in東京」 | セミナー・イベントレポート | マネクリ マネックス証券の投資情報とお金に役立つメディア

「全国投資セミナー」は全国各地をマネックス証券の講師陣がめぐり、マーケット動向などをお伝えする恒例イベントです。2025年度は5月11日の名古屋を皮切りに、福岡、札幌、八戸、那覇、大阪の6都市での開催が予定されています。さらに今年は番外編として、東京・秋葉原でも実施しました。当日の様子をレポートします。

日本株・米国株・為替、講師陣が語る現在のマーケット動向

2025年7月2日、「マネックス 全国投資セミナー in東京」がベルサール秋葉原にて行われました。『全国投資セミナー』を東京で開催するのは初の試みです。通常は土曜または日曜の開催ですが、今回は初ということもあり平日夕方の開催。マネックス証券に口座を開設している方348人が来場されました。

会場の中ほどから撮影。開場時間前から受付に行列ができ、前方の座席は早々に埋まり、後方席にも多くのお客様が

受付でマネックスロゴのバッグに入れた資料をお渡しします

開会のあいさつ

マネックス証券株式会社 取締役社長執行役員 清明 祐子 18時30分、取締役社長執行役員の清明 祐子による開会の挨拶でスタート。

「どれくらいのお客様にお集まりいただけるか、スタッフ一同不安な思いを抱えて今日を迎えましたが、多くの方にお越しいただき、本当にうれしく思っています。今年に入ってからいろいろなことがあり、不透明な状態が続いています。この先、どのようにマーケットをみるべきか、マネックス証券の講師陣がお届けします。今日のセミナーが終わった後に、ちょっといいヒントをもらえたなと思っていただけるようなお話をできるかと思いますので、ぜひ最後までお楽しみください」

第1部:日本株

マネックス証券 専門役員 チーフ・ストラテジスト 広木 隆 まず初めの講演は、チーフ・ストラテジストの広木隆が日本株の展望について語りました。「今日は笑いを一切取りにいかずに話します」と宣言し、先日行われたマネックス証券株主総会後に行われたパネルディスカッションのお題となった各登壇者のポートフォリオの違いを元に話を展開。自身のポートフォリオにおいて米国株の割合をゼロにした理由から、現在の米国の状況、中国経済、日経平均の見通しとそれを導くためのロジック、民主党野田政権以降の歴代政権、今度の参院選についてまで。そして推し銘柄について話題が進んだところで45分の制限時間に。「この続きはまたどこかで」と話をしめくくりました。

広木隆のレポート一覧

第2部:米国株

マネックス証券株式会社 チーフ・外国株コンサルタント 兼 マネックス・ユニバーシティ シニアフェロー 岡元 兵八郎 続いてはチーフ・外国株コンサルタント 兼 マネックス・ユニバーシティ シニアフェロー 岡元 兵八郎が「米国株」について解説。2025年後半の米国のマーケットの見通し、米国の市場規模、そして、実際にどのようにして米国株投資に取り組むべきかという3部構成で展開しました。かつてのインターネットブームと比較し、「これからの相場をけん引するテーマはやはりAI。現在のAIブームはまだ始まったばかり」と、AI搭載のメガネ「Ray-Ban Meta」をかけて、これからの暮らしにAI関連のテクノロジーが及ぼすインパクトについて熱弁。さらに米国企業発の商品・サービスが生活に溶け込んでいること、注目している銘柄などについて語りました。

岡元兵八郎のレポート一覧

第3部:為替

マネックス証券株式会社 チーフ・FXコンサルタント 兼 マネックス・ユニバーシティ FX学長 吉田 恒 休憩をはさんだ後は、チーフ・FXコンサルタント 兼 マネックス・ユニバーシティ FX学長 吉田 恒による「為替」の講演が行われました。ベッセント米財務長官就任後の米ドル/円と日米金利差の一見不合理にも見える動きは、実は別の合理性に基づいて動いているのではないか。霞が関や兜町を走り回り「青い稲妻」と呼ばれた若手金融ジャーナリスト時代に言われた政府筋の言葉から、米財務省・為替報告書のベッセント・コメントの表現をひもとき、「30年ぶりの政治相場」を解説。今後の見通しを語りました。

吉田恒のレポート一覧

トランプ関税、地政学リスク…来場者からの質問に講師陣が回答

Q&Aコーナー

Q&Aコーナーでは講師陣が勢ぞろい そして、この日最後のプログラムとなるQ&Aコーナーがスタート。来場者から寄せられた質問に講師陣が回答。それぞれの専門分野における見地から解説しました。

寄せられた質問の一部をご紹介します。

・トランプ米大統領の相互関税90日間停止の件はどうなるか?

・中東情勢など、地政学リスクが起きた時に投資をどのように考えるべきか?

・米国が利下げできない状況では、米ドルとユーロの金利差は縮まらないと思うが、ユーロはさらに上を目指すのか?

・米金利は利下げ方向、日本の金利は利上げ方向と逆向きになっている。今後の金利の見通しは?また、この日米の金利の変化が及ぼす為替、米国株、日本株、債券、不動産に対する影響は?

・マーケットの不確実性もあり、金(ゴールド)相場がかつてないほど上昇している。突然暴落することもあるのか。だとすれば一体どんな要因が考えられるか?

・半導体関連に資金が戻ってきているように感じるが、これは再来とみていいか?

・「億り人」には実際、どのようにしたらなれますか?

マネックスグループ グローバル・アンバサダー イェスパー・コール

マネックス証券 インベストメント・ストラテジーズ兼マネックス・ユニバーシティ シニアフェロー 塚本 憲弘

フリーアナウンサー大橋 ひろこ氏

閉会のあいさつ

マネックス証券 ファウンダー 松本 大 セミナーの最後はマネックス証券 ファウンダーの松本大による閉会のあいさつがありました。

「マーケットは難しいとよく言われます。でも、一方で私が思うのは、世の中にあるいろいろなことの中でも、投資はより多く勉強した人が、より良い結果を得られるということ。マーケットや投資はある意味個性がない。大勢の人が参加して、多くのデータが出ていて、反対側には反対の取引をしている人がいる。他者よりもいい行動をとるといい結果が出る。だから投資は努力が結果として戻ってくると、経験からそう思っています。私たちはさまざまな情報や考え方、商品を皆様の役に立つよう提供し、パートナーとして一緒についていきますので、よい投資生活を送っていただければと思います」

セミナー終了後は講師陣がロビーで来場者の皆様をお見送り。「マネックス 全国投資セミナー in東京」は盛況のうちに幕を閉じました。

来場者はどう感じた?アンケートに寄せられた声

来場者の皆様から寄せられたアンケートから、一部のコメントをご紹介します。

・素晴らしかったです。政治や世界情勢から、相場を紐解くもので、講師の長年の経験と知識から繰り出す内容は圧巻でした。

・皆さんの評論が分かりやすく、非常にためになりました。数字の背景や根拠の説明が納得いくもので説得力があり参考にしたく、他の投資にも興味が持てました。広木さん岡元さん吉田さんのファンになりました。ありがとうございました。

・講師の皆さんが意見の相違にとらわれることなく持論を展開していて大変参考になりました。

・トランプに対する考え方は異なるが、広木さんの見立てが参考になりました。

・いつもマネックス証券のYouTubeをみています。それよりも今日の話はさらに面白かったです。

・対面のセミナーがあることがマネックスの良い面だと思っています。今後も続けてほしいです。対面だけの情報もレア感があって良いと思います。

投資をしていて、疑問や悩みを抱えている方、ぜひお近くの「全国投資セミナー」にご来場ください。

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